造形2作目。
セガの看板キャラクター:ソニック・ザ・ヘッジホッグ。
ワタシ個人の、人生における恩人です。
先月くらいに着色前のモノをtwitterにアップしてましたが、そこから仕上げと着色の肯定を経て完成しました。
今回もスプレーでの塗装でしたので、1色塗るのに2~3日くらいかかります。
途中、脚折れトラブルなどもあったので、やっぱりそこそこの時間がかかってしまいました。
サイズ感としては約十分の一くらいです。
2作目としてはよくできたとは自負してますが、まだまだ改善の余地ばかり。
わかってはいるつもりでも、実際に色を塗ってみて初めて「あれ?ここ違う・・・」なんて思う箇所もチラホラ。
また、今後作っていきたい構図を考えてみると、立体物ならではの問題点がチラホラ思いつくところなども出てきました。どう表現するか?腕上げながら考えていきます。
ソニックと言えばやっぱり「走っている」ところです。
今回は、思いっきり足上げて走ってもらいました。
各カラーは肌色以外、市販の基本カラー。
肌色部分については2色混合です。結構良い具合に色が出てくれました。
公式3Dとかだと目元は結構トガった感じなるのですが、自分で作ってみると瞳若干大きめで、なんとなく柔らかい感じになりました。
これ、大昔にわずかばかりに書いたイラストのイメージにも近かったので、自分の中で彼はこういう印象なんだなぁ~と言うのを認識できたのは、ちょっと新しい発見でしたね。
ちなみにですが、瞳と口はマスキングテープを切り抜き、着色したものを貼り付けています。
瞳入れは造形の中でもかなり繊細な部分でして、ほとんど失敗は許されない箇所です。
あと、写真撮る構図によっても瞳位置を変えたいなぁ~とか考えていたので、今回はシール形式にしました。
顔の問題点:口表現・デフォルメ表現
まずソニック達の口位置って、大きく分けて2通りありますよね。
左右どちらかに寄ったデフォルメ位置と、生物として正しい鼻の下の位置。
モダン作品によっても作り分けがされているところですが、今回はデフォルメ位置採用。
あと、今回は問題ないのですが、トゲ表現ですよね。
ビーチチェアに寝っころがってる構図とか作る際、トゲ部分とかどうしよう・・・。
顔の改善点:ほっぺた部分
目・口元・青部分の接合点。
ここもはもう少し作りこみできた、今後の改善点にもなる部分ですね。
角度によってはきれいに見えるのですが、角度によっては・・・う~ん微妙。
グイッと食い込んだ感じが、もみ上げに近いような近くないような・・・。
体・腕・靴
サイズ感は悪くないかなぁと思うのですが、背中のトゲのバランスが若干崩れたり、腕の曲がり具合が若干中途半端だったりこちらも今後の改善点が多い。
あと、手ですよ。
作品によって変わっているような気がしますが、ソニックの手って結構大きいですよね。
今回は握りこぶしなので目立ちませんが、中々のボリューム感ありました。
ディティールも甘いので、もっとクオリティ上げたいですよね。
そして、靴については原色赤+原色黄色。
靴底部分は本来はゴム素材だと思うので光沢はないと思うのですが、今回は靴底含めて全体をピッカピカにしておきました。
ちなみに瞳の白目部分も光沢を残しています。
実は・・・なのですが、塗料は基本的に光沢があるものがほとんどなので、塗り時点ではソニックは全体的にピカピカしているのです。
なので、そこから光沢のない箇所だけ「光沢を消す処理」をしてます。
画像は光沢処理前。光沢を残す部分はマスキングして、その他部分がむき出しに。
ちょっとわかりづらいですが、ソニックの手やブルーの部分がピカピカしています。
市販の公式フィギュアなどでは靴も光沢が消されている場合がほぼすべてなので、ここはちょっとしたこだわりですね。
ちなみに靴のデザインは一番古いタイプ。
いずれ、モダンのベーシック版やソニアド2のグラインド用シューズ版も作りたいです。
ついでに台座
今回もまた、立たないフィギュアを作ってしまったので急遽制作。
こちらは紙粘土の上に芝生素材を立たせるようにして作ったもので、脚部分は接着された状態になっています。
芝生立たせる作業、面白かったー。
以上でございます。
次作品もちょこちょこと作っており、早ければ来月中に着色前原型が出せると思います。
制作中なのは映画に出てくるあのキャラです。
それでは、今回はこれにて。。。
コメント